エジプトの朝ごはん

エジプトで最も一般的によく知られた料理の一つ、フール・ミダミス（Ful Medames）は、ペースト状にしたそら豆、オリーブオイル、ガーリック、レモン汁を合わせたもので朝食の定番です。

（c. Dyna's Egyptian Cooking）

ルーツはファラオの時代にまで遡るといわれ、昔は鍋を石炭や熱い砂に埋めて調理されていたことから、コプト教の言葉で「埋まっている」を意味するミダミスという言葉が由来となりました。

バター、トマトソース、タヒーニ（茄子のペースト）、揚げ卵、茹で卵、パストラミ等、様々なものを加えて食べられますが、最も伝統的な方法は、塩だけ加えてエジプシャン・ブレッドと一緒に食べること。

最近ではシリア、レバノン、サウジアラビア、スーダンなど多くの中東諸国に輸出されています。