2013/09/24

トロント国際映画祭 エジプト人監督作品

今年の第38回目のトロント国際映画祭では約300本の出品作中、エジプト、パレスチナ、モロッコ、チュニジア、シリア、アラブ首長国連邦などからアラブ系の作品も選出されました。

エジプトからは2作品が出品され、両作品ともに2011年1月25日の改革とその後をテーマにしたものとなりました。


コンテポンラリー・ワールド・シネマ部門
Ahmad Abdalla 監督 『Rags and Tatters』(原題:Farsh w Ghata)

改革の日に刑務所から脱獄したあるエジプト人が、雑然とした街をさまよい安全な隠れ場所を探すストーリー。



映画の予告編はこちら http://www.youtube.com/watch?v=jXAPrdbu5mQ


TIFF ドキュメンタリー部門
Jehane Noujaim 監督 『The Square』 (原題:Al-Midan)

2013年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞しており既に認知度のある同作品は、改革の中心となったタハリール広場を起点に活動した改革グループのドキュメンタリー映画。



映画公式ウェブサイトはこちら http://thesquarefilm.com/
監督のインタビューはこちら http://www.youtube.com/watch?v=K-QIjZJkQhw

2011年1月以来、今も民主化プロセスを進めるエジプト。
長く続いた情勢不安のきっかけとなった改革について、映画を通して知ってみるのはいかがでしょうか。

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