道路に信号がないのは当然のため、人々は大通りであろうと車が真横を走っていようと道を横切ります。
エジプトへ来て初めてこの光景を目の当たりにした時は本当に驚きました。
普段から慣れているためか、人々はためらうこともなく車道に入って行きます。
車と人が共存しているという言葉がぴったりだと思いました。
公共バスも時々見かけますが、どうやら決まったバス停はないようです。
人々は手を上げて止めてもらったり、ドアから飛び乗るなどしています。
このような馬車を見かけることもありますが、正直走るスピードは人の徒歩並みですので急いでいる時には向かないでしょう。
先日あるエジプト人が、
「香港に行った時、人々が信号が赤になると道路の前で止まり、青になると一斉に渡るのに非常に感嘆した」
と話すのを聞き、国が違えば普段当たり前だと思っていることも変わってくるのだと改めて感じたのでした。
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